「バタフライ」は、背中に回したチューブを両手で握り、腕を横に伸ばします。この体勢から内側に向かって腕を閉じることで胸の筋肉・大胸筋を鍛えることができるチューブトレーニングです。動作中、肘は伸ばしますが、ロックはしません。(ほんのわずか曲げる)



鍛えられる筋肉

第1ターゲット ・・・ 大胸筋

種目解説

バタフライは、「椅子に座り、チューブを背中に回したら両端を握り腕を広げる。その姿勢から腕を前方へ伸ばす」動作により大胸筋の強化を目指すチューブトレーニングです。

胸の引き締め、脂肪燃焼などに効果が期待されます。

腕を閉じたときは、胸の内側を絞り込むようにし、腕を広げたときは、胸のストレッチ感を十分に感じられるまでしっかりと広げるのがポイントです。
動作中は、胸を張った姿勢を保つようにして下さい。

8~12回が限界の範囲でトレーニングすれば、胸の横の広がりをつけるのにも有効ですが、チューブでは負荷に限界があります。
筋肉を大きくすることを目的としている場合は、ダンベルフライを行うのがベストになります。

このトレーニングは、シェイプアップの側面が強いため、強度が低めのチューブで行なうことをオススメします。
胸の筋肉の収縮を感じながら数を多くこなすことが大切です。下記の目標回数まで”楽”に出来るようになったら、ドンドン回数を増やしていきましょう。
軽い負荷で胸への負荷を集中させるため、肘は伸ばしたまま(ロックはしない)行ないますが、肘が痛かったり、肘への負担が心配な人、または強度を強めにして胸への刺激を強めたい場合は、やや角度をつけて行なってください。(逆にダンベルトレーニングの場合は、負荷が高く、肘への負担も大きくなるため、肘を軽く曲げた状態で行なうのが基本)

ポイント

  • 背筋を伸ばし、胸を張った状態を保つ
  • 【力を加える】 肘を伸ばしたまま、肘が痛くならない程度に腕をゆっくりと伸ばす
  • 【元の姿勢に戻る】 チューブの反動に逆らうようにブレーキをかけながらゆっくりと戻る
  • 胸の内側を絞り込むようにする
  • 動作中、常に胸の筋肉を意識する

目標回数

10~20回×2~3セット